「葉桜の季節に 君を想う ということ」
歌野 晶午
出版された途端、賞を沢山取った作品とか!
最初の出だしで これはなに?
ハードボイルド?とか思ったものの、久しぶりにすごい!
と、読んでびっくり☆
健康食品の事は、両親がハマってしまって大変だった💦
せっかくのミステリー、書きすぎないように💦
久々に面白かったです☆
「海が見える家 逆風」
はらだみずき
「海がみえる家」の3です
社会人らしいこともせぬうちに、
会社をやめた文哉。
疎遠だった父が残してくれた海の見える家に暮らして3年。
順風に馴染んでくらいていけていると思っていたら
大型台風の被害に。
そんな中で自らの「生きざま」と真剣に考えはじめる。
多大な被害を与えたイノシシを捕まえ(漁師の先輩)が
それを解体していくシーンもあったけど、
小川糸さんんの「豚(飼っていた)」の解体シーンでは
苦しくなるほどだったのに、飼っていたという事と
あまりにもリアルに描かれていたかな?
自然農法の師の幸吉さん~~これから先どうなるんだろう??
と、次が待たれる本でした☆
「翼の翼」
朝比奈あすか
小学校2年生から、突然中学受験~という問題が。
8歳・10歳・12歳の翼
我が家は、息子が中学一年から学校に行かなくなり
3人とも不登校
息子は定時制をふたつ。長女は通信制。
次女は底辺割れしている高校へ。
大学入試も名前を書けば入れるFランク。
唯一長女が法科大学院と、その先の試験が
受験と呼べるものだったけど、すべて本人に任せておいたので
点数で一喜一憂することもなかったけれど
読んでいてどんどん過熱していく~翼君はどうなっちゃうんだろう
とハラハラ一気に読みました。
最後よかった。
子どもの心の傷は、なかなか癒えない事もある。
ずっと引きずっていくこともあるから。
翼の翼が折れないように。