「汝、星のごとく」
凪良 ゆう
2020年「流浪の月」で
本屋大賞作家の
待望の長編。
瀬戸内海の島で育った高校生暁海(あきみ)と
自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)
共に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、
すれ違い、そして成長していく!
生きることの自由さと不自由さ!
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わたし的には、「流浪の月」と同じ位、引き込まれました。
櫂の母、暁海の母の苦しみ
瞳子さん、北原先生!
「流浪の月」の男女の愛ではなくても、お互いを大事にして
必要としあう関係と、よく似た関係があり
現実にはあり得ないかもしれないけど、憧れました。
泣けました。
「累々」
松井 玲奈
連作短編集だとあったが、はじめは??で、
一つ一つの話が繋がっている!のは
びっくりだけど、
最終章で終わるのか?
帯に又吉直樹さんが、「この小説を読むと落ち着く。人間つてこういうところあるよなって」書いてあるんだけど
うーん?
「そのままの自分を認めてほしい」って、言葉はわかるけど、
うーん?
ある意味不思議ちゃんでした。
「キッチン風見鶏」
森沢 明夫
港町で三代続く「キッチン風見鶏」
ウエイターで漫画家を目指す坂田翔平は、
幽霊が見えてしまう。お客さん一人一人に合わせた料理を出すシェフ鳥居絵里は、母の健康を案じながら、空元気を出して奮闘!
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図書館にこの本がなくて、予約して購入してもらえました!
森沢ワールドは、読むとホッとして、ちょっとウルっときたりします。
他の作品を登場させる事もあり、今回も「キラキラ眼鏡」が!
手島さんと絵里さん。
翔平と寿々さん。
不思議な老人勉さんと文太さん。そして歩くん!
一人ひとりが丁寧に描かれていて、読んでよかった一冊です!
「Invert」
相沢 沙呼
「mediumすら、伏線」
とあるが、前作では、驚きのキャラの
城塚翡翠。
最初に犯人がわかっていて、読みやすいものの、
キャラに飽きてくる。
3作が収録されているが、3作目で驚きの!がある。
前作が良すぎて、少し。。。
「キネマの神様」
原田 マハ
間違えて、映画版からの
を
先に読んでしまったけど
ほとんど違う話です!映画版は!
率直に書くと、原作の方が、ずっといい!
熱い気持ちが伝わってくる!
これは、原田マハさんのお父様をモデルに書かれたそうで
映画が好き!という熱い思いが沸々と!