「同志少女よ、敵を撃て」
逢坂 冬馬
第22回本屋大賞
第11回アガサクリスティー賞大賞
第二次世界大戦時、突如全ての日常を奪われた。
「戦いたいか、死にたいか」という
究極の選択をつき付きられる少女セラフィム。
女性スナイパーとして生きるしかなかった彼女と
彼女の周りの女性たちの
壮絶な物語。
***
JUNちゃンが読まれていて、予約しました。
本当に壮絶な長い長い話の中に、いろいろな気持ちが沸きました。
本当に衝撃的な結末が待っていました!
「敵を撃て」という敵は一体何者なのか。
戦争とは!国とは!生き抜くとは!命とは!
翻弄される戦いを、人間はいつまで続けるのだろう。
小手毬ちゃん推薦の、
小手毬るいさん。
3部作!1冊目!
「エンキヨリレンアイ」
22歳の誕生日、書店のアルバイト最後の日。
井上快晴と出会う、桜木花音。
彼はアメリカに帰ってしまい「エンキヨリレンアイ」が始まる!
メールや電話で語らいで、育んできたはずだつたのに。。。
すれ違って会えなくなって12年!
奇跡が起こる!
3部作、2作目
「サンカクカンケイ」
アメリカからの飛行機の中で、
隣り合わせになった
広瀬あかねと桜木花音!
あかねは、堂本龍也に恋をしていた。
寂しさから、恋をしていたのか、寂しさから逃げたい一心で
恋しても恋しても寂しさは消えない
消えるどころか増殖するばかり。
その繰り返し。
幼馴染の俊輔は、いつもあかねを見ていてくれた。
サヨナラサンカク
マタキテシカク
お母さんからの手紙
桜木花音のアメリカの彼との話
別れた彼の事を思うと心が凛としてくる!
3部作3作目
「レンアイケツコン」
八木雪香(しろやぎ)
マンハッタンで運命的な出会いをする
黒柳和道(くろやなぎかずみち)くろやぎ
この人しかいない!と思ったのに、日本に帰国してくれず
連絡も取れなくなってしまった。
大学からの友人のあかねは、古くて新しい恋をしている。
あかねから、絵本の編集者、桜木花音を紹介してもらう。
クロヤギさんのお姉さんからの電話!
一年前の夏の事を知る。
花音に、メールしようと出版社のHPのリンクに
「こちら黒やぎ絵本館」
もしかして?彼?
メールしてしまった黒やぎさんと
白やぎとして連絡し合う。
胸が熱くなる最後!
***
メールのやり取り、という形式も沢山とられていて、
気持ちがスッキリ伝わってくる。
どのはなしも、ほんわか、優しい気持ちにさせてくれる。
読みやすく。
「lnvrt Ⅱ」
相沢 沙呼
あざかわの翡翠ちゃん!
今回は、なぜかあまり鼻につく感じはなく!
「生者の言伝」
う〜ん、お見事!嵐の山荘に潜む若き犯罪者!
そこに避難してしまう翡翠と真!
「覗き窓の死角」
犯人にアリバイ証人に仕立て上げられる翡翠!
これも最後の最後でこれですか!でした!
白川ともちゃん追いです!
夫の5年にわたる闘病生活を支え、死別から2年の歳月をかけて書きあげた「3+1回泣ける」お葬式小説。
亡くなった方を送る尊厳。亡くなった方の気持ち。言い残したかった事。
いろんな想いが湧いてきました。
本当にいろんな気持ちが湧いてきて泣けました。